完璧主義の日本人?
日本人はよく、その性格上なかなかOutputが上達しにくいとよく言われます。これは私は実は当たっていると思います。
- よく出張でアジアの各国に行きます。ちまたの怪しげな土産物店やローカル品の店が好きな僕は、仕事が終わって夕食後に近くの繁華街に出かけてゆきます。
- 台北での出来事です。台湾の殆どの観光客相手の店は日本語をしゃべります。なんで、うっとおしいので私はよく日本語がしゃべれないふりをして品定めをします。
- 店主は英語なら少しは通じると見たらしく、これまた怪しげな英語でまくし立ててきます。めちゃくちゃな英語だなぁと思いながらも、品物を買うべきか買わざるべきか迷っている私に.......
- You see this price in Japan, you go home. You don't see this price in Japan, you buy now.
- 妙な説得力に笑いながら日本語で「じゃあ、これください」といってしまいました。
- いいたかったのは、日本人に比べほかのアジアの人々は(店の主人だけじゃないですよ)、英語をどうしゃべるかよりも自分のメッセージをいかに伝えるかによりフォーカスしているということです。その結果、言語的な正しさはともかく、切れのある英語が口をついて出てくるようだ、ということです。
- このあたりは英語を実戦で使っている人はもとより、学習のステージにある人も少し見習いたいところですよね。